横浜相鉄線・和田町駅前

 

■11年10月23日  【体重を落とすときには】

膝や腰に痛みがある際に、お医者さんで 『もっと体重を落としなさい』 と言われるケースがあります。確かに下半身の関節が上からの加重に耐えられなくなる場合に、変形が起こったり強い痛みが発生しやすくなりますので、こうしたご指摘は適切です。では具体的にどうしたら体重を(正確には体脂肪を)適正に落とすことが出来るのか。これに関してはなかなかお医者さんといえども詳しく指導して下さる先生が少ないのが現状ではないでしょうか。

ある程度の運動を継続することが可能であり、その上で食事制限をバランスよく行なえる人は別ですが、年齢が上がるにつれてこうした方法はなかなか難しくなってゆきます。また、長年に亘って体に染み付いた食生活習慣をガラリと改善することも大変です。こうした場合は無理をしてイッキに体重を落とすことを考えるよりも、まず 『自分が継続して出来ることは何か』 を模索するべきと思います。激しい運動は無理でもウォーキングはOK・・・ならば、それを出来るだけ毎日行なってゆく。3食の量をこれ以上減らせられないなら、水分補給を今まで以上に増やしたり、間食をやめたり食べ方をゆっくりにして、満腹中枢を満たしてゆく・・・といった具合にです。

そうした方法を続ける中で、自然に下半身に筋力が付いたり食生活習慣に変化が出てくるものです。体質改善は1日にしてならず・・・ですが、いずれにしてもすぐに諦めず、根気よく続けてゆくことが大切と思います。
 

 

 

■11年10月6日  【交通事故治療】

当院では交通事故の治療にも力を入れております。

一度でも経験された方なら分かると思いますが、事故による頚部のムチウチや腰部の捻挫などは本当にツライものですよね。日常生活やスポーツなどのケガと、交通事故でのケガの決定的な違いは、【体で受け止める衝撃力の強さ】 です。典型的な例である車同士での衝突の場合、何トンもの岩の塊が間接的にぶつかって来たことと同じことであり、そのようなことは日常生活においては殆どありえないことです。そんな大きな衝撃力を受けた体の一部はとても繊細にダメージを負ってしまいます。特に首の部分は重い頭を下から支えなければなりませんが、瞬間的な衝撃で頭が振られてしまうことにより、強い牽引力と遠心力が働いてしまい、筋肉や腱の部分など軟部組織を細かく傷つけてしまうことがあるのです。

どんなケガでも共通することですが、事故によるケガの場合は特に適切な初期処置が重要となります。安静を要する時期は固定等で極力の安静を心がけ、回復期になったらその時期をしっかり見定めた上で狭くなった関節の可動域や硬くなった筋肉の柔軟性、弱くなった筋力などを元に取り戻してゆく必要があります。またきっちり完治させないと痛みの再発や慢性化を招きやすくなってまいりますので、その点においても注意を要します。治療ではその時期ごとに適切に対応、アドバイスをさせて頂き、出来る限りの早期の完治を目指して参りますので、ご安心していらして下さい。


 

 

■11年10月2日  【被災地へ】

先日ですが、岩手県の沿岸部に位置する宮古市に行ってきました。個人的なことですが、私の親類が3.11の震災と津波で甚大な被害に遭ったこの宮古市に多数おります。半年遅れですが、今回はその災害見舞いに向かったのです。地震直後の避難が素早かったおかげで親類全員が津波の犠牲にならずに済んだことは不幸中の幸いでしたが、その後の避難所生活や壊された家屋の修復など、この半年間の苦労は語り尽くせぬものがあったようです。

私も市内の津波被害に遭った各地に親類の案内の元、足を運んでみました。ニュースの映像では何度も見ましたが、自分の目で確かめたその光景はやはり言葉を失ってしまうものがありました。この辺りは明治や昭和の時代にも津波被害に遭っており、その度に 「今度こそは万全」 と思える対策が練られてきたのです(防潮堤の設置や避難誘導の周知など)。しかし返す返すも今回の災害はそうした予見を遥かに超えるほど 【想定外】 だったとしか言いようがありません。

原発事故も含めた今回の災害からの復興は、戦後生まれの私たち日本人が経験し得ないような途方もない時間と労力がこれからも掛かることでしょう。この現地訪問で同じ日本人として彼ら東北の人たちのためいったい何が出来るのか、改めて深く考えさせられました。この大災害をいつまでも風化させることなくその復興を見守りつつ、直接的に、間接的に、彼らの応援をし続けてゆきたいと思います。


(写真はクリックでそれぞれ拡大できます)
宮古市鍬ヶ崎 宮古市蛸の浜1

(写真左:)今回、、壊滅的な津波被害があった地区。
ここに3.11まで住宅・商店があり、穏やかな人々の普通の暮らしがあったのです。      

(写真右:)美しいリアス式海岸である蛸の浜。
しかし右奥の堤防の一部は破壊され、手前左側まで押し流されたままになっています。

 

 

■11年9月20日  【理想の長生きとは?】

昨日は敬老の日でした。今や100歳以上のご長寿の方は全国で4万人超なのだそうです。皆さんは  『ピンピンコロリ』  という言葉があるのをご存知でしたでしょうか。私もこの一言の意味を知り、深く考える機会がありました。要するにこれは現在の高齢化社会における、『健康的な長生きの仕方とはいったい何なのだろう?』 ということへの答えを、ズバリ端的に一言で表したものです。 『いつまでも健康で(ピンピン)長生きをし、最期は長患いをせず(コロリと)大往生したい』 という願いがこめられた素晴らしい言葉ではないかと思っております。

そう、大切なことはただの長生きではなく、 『ピンピンと健康で』 長生きをすることです。80、90歳になっても足腰がしっかりしていて家事でも買い物でも何でも出来る。その上でご自分の人生に生きがいを持って楽しく過ごすことができればこれほど理想的なことはありません。それはすなわち、高齢者の方を介護等で支える周りのご家族の方々のご負担を軽減させることにも繋がるのです。

もちろんそうした 『ピンピンコロリ』 な体を黙って手に入れることは出来ません。若い頃からの摂生や体力づくりも必要です。体のどこかに痛みが出た時に、漠然と我慢してやり過ごすのではなく、積極的に治してゆく心がけも大事です。その上でストレスを溜めすぎない(=人生を心から楽しめる)環境づくりなども出来れば尚、いいのでしょうね。これからの時代は高齢化の更に上を行く、超・高齢化社会になります。いつまでも 『ピンピン』 でいられる人たちが多く暮らせる世の中であるように、私たちが果たせる役割をこれからも全うしてゆきたいと考えています。

 

 

 

■11年9月4日  【ストレッチ】

前回の話の続きにもなりますが、治療の中で 「ご自分でもストレッチをどんどんやって下さい」 とお話しすることがよくあります。関節や筋肉を痛めた場合、痛みの強い時期にはあまり患部を動かしてはいけませんが、その時期を過ぎたら回復を早めてゆくために積極的に筋肉を動かしたり伸ばしてゆくことも必要になってゆきます。

その
ストレッチ、高齢者の方からスポーツ選手に到るまで様々な方法があります。どのタイミングでやるのか、どの時期か、1人でなのかペアでなのか、体を痛めた人がやるのか全く健康な人がやるのか、などの状況によりやり方も変わってゆくものなのです。当院にご来院される皆様のように体のどこかが痛くて硬くなっている人が行なう場合のストレッチは、基本的に 「ゆっくり静かに(反動をつけないで)1つ1つの筋肉を伸ばしてゆく」 方法が前提となります。この方法は消費エネルギーが少なく安全に行なうことができ、筋肉の痛みなどに対してその予防と改善に効果があるという点で優れています。それとは対称的な反動をつけて行なうダイナミックなストレッチは、回復期の最後になってから行なうべきと思います。

それぞれの具体的な方法を文字だけで説明するのは難しいですが、全ての箇所に共通するのは「ゆっくり長く息を吐きながら」伸ばしてゆくことです。呼吸は止めないで下さい。息を吐いている時が体は一番リラックスしているのです。最初は息を吐きながら5〜10秒筋肉を伸ばしたまま保持、一旦力を抜いてリラックスし、再び同じように。徐々に時間を伸ばしてゆき最終的には1分間程度保持できれば良いでしょうが、自分のペースで行なえればそれで充分です。そうした自分で行なえるコンディショニングを治療と組み合わせてゆくことでお互いの相乗効果も出てきます。全く痛みが無くなった体であれば、今度は痛みの再発予防のための様々なストレッチが試せることになります。ぜひ健康維持のため、こうしたストレッチを習慣づけて頂ければと思います!
 

 

 

■11年8月23日  【クールダウン】

先日、スポーツをされてる方の治療の中で、このような質問がありました。

『ウォーミングアップでストレッチするのは分かるんです。けど終わった後も同じようにやらなきゃいけないのは何故なんですか?』

普段の治療やスポーツ大会のサポート中に選手の皆さんの様々なお話をお聞きしますが、確かに皆さん、練習や試合が始まる前は一生懸命アップをされるようですが、終わった後は何もされずにそのまま終了な方が結構多いようなのですね。

クールダウン、とはその言葉通り熱くなった体を冷ましてゆくのが本来の目的です。人間の体は高まった自らの熱を下げてゆく時に、放っておいても自分の体の中のエネルギーを用いて冷ましてゆきます。しかし一生懸命スポーツで体を動かした後、更に体のエネルギーを使ってしまうとどうなるか。当然疲労は残り、ダメージが蓄積してゆきますね。そこでこうしたクールダウンの作業としてゆっくりランニングしたりストレッチしたり、或いはアイシングなどをすることにより、この体のエネルギーを使って自らを冷ますという作業を、 「省エネ」することができるのです。

クールダウンを行なうタイミングとしては出来れば早ければ早いほど良いです。練習の後に行なう5分のストレッチは翌日の15分に相当するとも言われています。ランナーなら下半身、ピッチャーなら肩やその周辺、といった具合に消耗が激しい箇所から順次お手入れをしてゆくのが望ましいと思います。今日の疲れは今日のうちに取っておく!そうすることで先々の大きな故障に予防にもなるわけです。ぜひとも大事な「クールダウン」、スポーツ選手は忘れずにお願いします。


 

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